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常設展・特別展・企画展情報
■展示情報■
企画展のおしらせです。
・次回企画展は「新発見!赤穂の歴史」を開始します!(展示会期:2024年11月27日~2025年3月10日予定)
■特別展情報■
令和6年度は特別展「群集墳-播磨に現れた黄泉国-」を開催しました!
■常設展情報■
赤穂市立有年考古館では、初代館長である故・松岡秀夫氏が収集・保管していた考古資料・民俗資料に加え、赤穂市教育委員会が実施した発掘調査によって出土した 埋蔵文化財をあわせて、常設展を行っております。
常設展は大きく2つのコーナーに分かれます。
1つ目は年表展示です。
年表展示では、旧石器時代(約3万年前)から中世(約500年前)にいたるまでの日本の歴史を、赤穂市内の考古資料を活用しながら、 わかりやすい年表やイラスト、説明書きによって解説しています。※特別展開催中は年表展示はご覧いただけません。
-年表展示の主な展示資料-
- 馬路池遺跡出土の石鏃(縄文早期/約10,000年前)
- 堂山遺跡出土の縄文土器(縄文前期~後期/約8,000年~4,000年前)
- 東有年・沖田遺跡出土の縄文土器・石器(縄文晩期/約4,000年~3,000年前)
- 西有年・畑田遺跡ほか出土の弥生土器、石器(弥生中期/約2,000年前)
- 有年原・田中遺跡出土の装飾土器(弥生後期/約1,900年前)
- 奥山遺跡出土の小型ボウ製鏡(弥生後期か)
- 蟻無山1・2号墳出土の初期須恵器、馬形埴輪など(古墳中期/約1,600年前)
- 奥山古墳群出土の須恵器、勾玉(古墳中期/約1,600年前)
- 赤穂市内各古墳群出土の耳環・須恵器(古墳後期/約1,400年前)
- 有年原・田中遺跡出土の陶製土馬、土師器、須恵器(飛鳥時代/1,400年前)
- 木津・段ノ上遺跡出土の青磁、白磁類(鎌倉時代/約800年前)
- 六道山遍照院跡出土の備前焼製骨壺(鎌倉時代/約800年前)
- 東有年・沖田遺跡出土の羽釜類(室町時代/約600年前)
- 木津・段ノ上遺跡出土の青磁、白磁類(鎌倉時代/約800年前)
顕彰展示は有年考古館顕彰室・松岡家顕彰室の2室に分かれています。有年考古館顕彰室では、有年考古館の設立と旧赤穂郡内の文化財の保護と研究に奔走された松岡秀夫氏の業績や研究を中心に、
旧有年考古館の文化財保護や研究の歴史を展示しています。
松岡家顕彰室では、地域医療や文化活動の先導者として活躍した松岡與之助・秀夫兄弟と「松岡医院」についての展示を行っています。眼科医として地域医療にあたった秀夫氏、秀夫氏の活動や研究に
多大な影響を与えた兄・與之助氏の活動についての展示解説を行っています。
■収蔵展情報■
有年考古館が60年かけて収集した旧赤穂郡(現在の赤穂市、上郡町、相生市)を中心とした遺物を主に展示しています。みなさんの住んでおられるところの遺跡もあるかも?
-収蔵展の主な展示物-(企画展等により一部変更、休止することがあります)
- 赤穂市 野田遺跡出土の弥生土器(弥生中期/約2,000年前)
- 赤穂市 市内各古墳群出土の須恵器(古墳後期/約1,500年前)
- 相生市 丸山窯跡出土の須恵器(古墳後期/約1,500年前)
- 相生市 那波野古墳出土の紡錘車(古墳後期/約1,500年前)
- 相生市 西後明窯跡出土の須恵器(古墳後期~/約1,500年前)
- 上郡町 竹万山田の陶棺(古墳後期/約1,500年前)
- 上郡町 西田遺跡(高嶺住宅)の台付長頸壺(弥生後期/約1,800年前)
- 上郡町 西野山古墳群の副葬品類、西野山10号墳出土石枕(古墳前期/1,700年前)
- 上郡町 中山12号墳の副葬品類(古墳中期/約1,600年前)
- 上郡町 庵寺山古墳の須恵器(古墳後期/約1,500年前)
- 上郡町 與井廃寺の瓦(飛鳥時代/約1,400年前)
- 上郡町 丸尾古墳の陶棺(古墳後期/約1,500年前)
- 上郡町 別名遺跡の銅剣(弥生中期か)
これらのほか、有年考古館がかつて収集した、日本各地の遺跡の遺物も展示しています。
■赤穂市立有年考古館■
〒678-1181赤穂市有年楢原1164番地1
TEL・FAX:0791-49-3488
午前10時~午後4時開館
火曜日及び年末年始休館
※展示替のため臨時に休館することがあります