これまでの講演会記録
有年考古館開館以来の、講演会記録です。
2011年11月11日のリニューアルオープン後は、企画展や特別展にあわせ、考古学や歴史学以外のテーマでも講演会やシンポジウムを開催しています。
日 付 | 講 師 | 当時の職名 | 演 題 |
1950年10月8日 | 梅原末治 | (京都大学教授) | 有年考古館の意義について |
島田清 | (兵庫県史蹟調査委員) | 有年考古館と赤穂郡上代文化について | |
1951年10月10日 | 宮川満 | (滋賀大学教授) | 矢野庄の研究(中世庄園について) |
魚住惣五郎 | (広島文理大学教授) | 南北朝と西播地方 | |
島田清 | (兵庫県古文化係主任) | 赤穂郡の古墳文化について | |
1952年10月12日 | 小林行雄 | (京都大学文学部講師) | 考古学より見たる日本古代文化について |
島田清 | (兵庫県古文化財係) | 赤穂郡古代文化の特異性について | |
楢崎彰一 | (名古屋大学考古学教官) | 西野山三号墳調査報告 遺構について | |
上田宏範 | (大阪市立美術館) | 西野山三号墳調査報告 遺物について | |
1953年10月12日 | 野地脩左 | (神戸大学教授) | 日本古代の建築について |
島田清 | (兵庫県古文化係主任) | 坂越児島の古墳より出土せる十字刻印の石について | |
1954年12月8日 | 望月信成 | (大阪市立美術館館長) | 埴輪の美 |
島田清 | (兵庫県古文化係主任) | 赤穂郡の石造美術について | |
1955年12月4日 | 田澤担 | (国立奈良古文化研究所所長) | 日本上代文化の特質 |
島田清 | (兵庫県古文化係主任) | 龍野西宮山古墳 | |
1956年12月3日 | 長広敏雄 | (京都大学教授) | 日本上代文化と大陸仏教文化 |
島田清 | (兵庫県古文化係主任) | 千種川流域の青銅器文化 | |
1957年12月1日 | 藤島亥治郎 | (東京大学教授) | 日本上代の住宅について |
島田清 | (兵庫県古文化係主任) | 赤穂の石造重層塔 | |
1958年12月7日 | 石田茂作 | (奈良国立博物館館長) | 最近に於ける上代寺院阯研究の成果 |
島田清 | (兵庫県古文化係長) | 吉備文化と播磨 | |
1959年12月6日 | 藤田亮作 | (奈良国立文化財研究所所長) | 考古学より見た朝鮮と西日本-特に古墳時代を中心として- |
島田清 | (兵庫県文化係長) | 兵庫県下の指定文化財 | |
1960年12月4日 | 末永雅雄 | (関西大学教授) | 日本の古墳-特に前方後円墳について- |
島田清 | (兵庫県文化係長) | 兵庫県指定文化財について | |
1961年12月10日 | 酒詰仲男 | (同志社大学教授) | 人と環境-先史考古学から見た- |
島田清 | (兵庫県文化係長) | 宍粟郡新発見の銅鐸 | |
1962年12月2日 | 梅原末治 | (京都大学名誉教授) | (未詳) |
島田清 | (兵庫県文化係長) | 佐用郡の寺阯 | |
1963年12月8日 | 網干善教 | (竜谷大学講師) | 新沢千塚古墳群の調査 |
島田清 | (兵庫県文化係長) | 播磨町大中弥生遺跡について | |
1964年12月6日 | 村田治郎 | (京都大学名誉教授) | 上代における日本と中国の文化交流について |
島田清 | (兵庫県教育研究所資料室長) | 赤穂地方における考古学研究史 | |
1965年12月 | 三本文雄 | (未詳) | |
島田清 | (未詳) | ||
1966年12月4日 | 梅原末治 | (京都大学名誉教授) | 銅鐸について |
島田清 | (兵庫県教育研修所資料室長) | 兵庫県考古学発見史 | |
1967年12月3日 | 大場磐雄 | (国学院大学教授) | 瀬戸内地方における祭祀遺跡 |
島田清 | (兵庫県教育研修所) | 兵庫県考古学発見史(第二講) | |
1968年12月8日 | 中村哲 | (法政大学総長) | 古代人の政治と祭祀 |
島田清 | (兵庫県教育研修所) | 兵庫県考古学発見史(第三講) | |
1969年12月7日 | 斎藤忠 | (東京大学教授) | 古墳の壁画について |
島田清 | (兵庫県教育研修所) | 兵庫県考古学発見史(第四講) | |
1970年 | 江坂輝弥 | (未詳) | |
島田清 | 兵庫県考古学発見史(第五講) | ||
1971年12月5日 | 藤沢一夫 | (帝塚山大学講師) | 古代寺院の遺構に見る韓日の関係 |
島田清 | (古文化研究会会長) | 兵庫県考古学発見史(第六講) | |
1972年12月3日 | 網干善教 | (関西大学助教授) | 高松塚壁画を発掘して |
島田清 | (古文化研究会会長) | 西播古代史に見る朝鮮文化 | |
1973年12月2日 | 伊達宗泰 | (奈良県立考古博物館) | 高松塚周辺の古墳 |
島田清 | (姫路学院女子短期大学) | 兵庫県考古学発見史(第七講)―佐用郡下本郷銅鐸について― | |
1974年12月1日 | 森浩一 | (同志社大学教授) | 古墳の研究と天皇陵 |
島田清 | (姫路学院女子短期大学助教授) | 兵庫県考古学発見史(第八講) | |
1975年12月7日 | 梅漢昇 | (大阪大学教授) | 日本史研究について思うこと |
島田清 | (姫路学院女子短期大学助教授) | 兵庫県考古学発見史(第九講) | |
1976年12月 | 松下隆章 | (京都国立博物館館長) | (未詳) |
島田清 | (未詳) | ||
1977年5月1日 | 柴田実 | (京都大学名誉教授) | 村のくらしとその移りかわり |
1978年4月2日 | 近藤義郎 | (岡山大学教授) | 前方後円墳の成立について |
1979年4月1日 | 西谷真治 | (天理大学教授) | 石の宝殿と益田岩船 |
1980年4月6日 | 坪井清足 | (奈良国立文化財研究所所長) | 平城出土の播磨国木簡と平城の発掘 |
1981年4月5日 | 間壁忠彦 | (倉敷考古館館長) | 播磨竜山石の石棺と古墳時代 |
1982年4月4日 | 佐原真 | (奈良国立文化財研究所) | 日本食物史 |
1983年4月3日 | 近藤義郎 | (岡山大学教授) | 土器製塩の話 |
1984年4月1日 | 楢崎彰一 | (名古屋大学教授) | 古代末・中世の須恵器生産と丹波窯の成立 |
1985年4月7日 | 鎌木義昌 | (岡山理科大学教授) | 考古学上からみた邪馬台国 |
1986年4月6日 | 田中琢 | (奈良国立文化財研究所埋蔵文化財センター長) | 三角縁神獣鏡をめぐって |
1987年4月5日 | 田辺昭三 | (神戸山手大学教授) | 古代の焼物について |
1988年4月3日 | 喜谷美宣 | (神戸市立博物館学芸課長) | 銅鐸にみられる絵画について |
1989年4月9日 | 石野博信 | (奈良県立柏原考古学研究所副所長) | 藤ノ木古墳について |
1990年4月1日 | 水野正好 | (奈良大学教授) | 古代のまじないについて |
1991年4月14日 | 都出比呂志 | (大阪大学教授) | 前方後円墳について |
1992年4月12日 | 小野山 節 | (京都大学教授) | 古墳時代の馬具と寺院の荘厳具について |
1993年4月25日 | 村田修三 | (奈良女子大学教授) | 中世の城郭について |
1994年4月17日 | 原口正三 | (甲子園短期大学教授) | 弥生時代の集落-環濠集落と高地性集落 |
1995年4月23日 | 八木哲浩 | (神戸大学名誉教授) | 西播磨の歴史を規定した大地の傾動-地質時代から近世まで |
1996年4月7日 | 田淵敏樹 | (神戸大学副学長・神戸大学研究センター長) | 日本人の生活と床-その成立と展開- |
1997年5月27日 | 工楽善通 | (奈良国立文化財研究所埋蔵文化財センター長) | 稲作の始まりと播磨国 |
1998年4月26日 | 長山雅一 | (流通科学大学情報学部教授) | 難波宮の調査とその将来 |
1999年4月18日 | 檀上重光 | (神戸市文化財保護審議会会長) | 西播磨の石造物 |
2000年4月9日 | 櫃本誠一 | (兵庫県立歴史博物館館長補佐) | 弥生墳墓から前方後円墳へ-播磨地方中心に- |
2001年4月29日 | 今里幾次 | (日本考古学協会員) | 蓮華紋帯鴟尾の生産と流通-西播磨特産の鴟尾は語る-(開館50周年記念講演会) |
2002年4月21日 | 堀田浩之 | (兵庫県立博物館学芸員) | 中世の城郭に関する二、三の問題点 |
2003年4月27日 | 松村恵司 | (奈良文化財研究所飛鳥藤原宮発掘調査部) | 飛鳥池工房と富本銭 |
2004年 | 諸事情により開催見送り | ||
2005年4月24日 | 町田章 | (前・奈良文化財研究所所長) | 私の考古学40年 |
2006年5月14日 | 猪熊兼勝 | (京都橘大学教授) | 壁画古墳に関わって三十五年-高松塚とキトラ古墳- |
2007年5月13日 | 河上邦彦 | (神戸山手大学教授) | 壁画古墳とその保存問題-高松塚キトラ古墳の考古学的意義と壁画の取出し- |
2008年 | 諸事情により開催見送り | ||
2009年5月17日 | 和田晴吾 | (立命館大学教授) | 古墳の他界観 |
2010年 | 諸事情により開催見送り | ||
2011年11月11日 | 赤穂市立有年考古館としてリニューアルオープン | ||
2011年11月20日 | 石野博信 | (兵庫県立考古博物館長) | 松岡秀夫先生と有年考古館 |
2011年12月10日 | 水野正好 | (奈良大学名誉教授) | 松岡秀夫先生と播磨の古代史 |
2012年8月5日 | 寺沢 薫 森岡秀人 岸本一宏 | (桜井市立纏向学研究センター) (日本考古学協会理事) (公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター) | 基調講演(寺沢薫)邪馬台国時代の墓・マツリ・社会変化 シンポジウム「邪馬台国時代の墓・マツリ・社会変化」 |
2012年9月30日 | 佐方直陽 | (赤穂山鹿素行研究会会長) | 佐方渚果という人 |
2013年3月10日 | 水野正好 | (公益財団法人辰馬考古資料館館長) | 上高野鋳型と銅鐸の世界 |
2013年3月24日 | 篠宮 正 | (公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター埋蔵文化財調査部副課長) | 上高野鋳型からみた弥生時代の播磨 |
2013年7月14日 | 豆田正明外5名 | (赤穂市長外) | フォーラム廣山堯道博士の足跡を語る |
2013年9月15日 | 石野真菜・吉田ふみゑ | (陶芸家・渡辺うめ人形友の会) | 記念対談「渡辺うめの魅力―農民人形の世界を語る」 |
2014年7月26日 | 岸本道昭 | (たつの市教育委員会) | 蟻無山古墳群を考える―播磨の中期古墳時代 |
2014年8月9日 | 高橋克壽 | (花園大学文学部教授) | 倭の五王と地域豪族―古墳造営にみる地域支配 |
2016年1月16日 | 岸本一宏 | (公益財団法人兵庫県まちづくり技術センター調査課 副課長) | 有年の弥生墓と播磨 |
2016年2月6日 | 大久保徹也 | (徳島文理大学 教授) | 弥生墳丘墓の成立・展開と有年の弥生墓 |
2016年2月14日 | 若林邦彦 | (同志社大学歴史資料館 准教授) | 近畿弥生墓制と有年の周溝墓 |
2016年7月23日 | 荒木幸治 | (赤穂市教育委員会生涯学習課文化財係長) | 発掘資料からみた旧赤穂上水道 |
2016年8月7日 | 波多野 篤 | (高松市創造都市推進局文化財課) | 発掘された高松水道―亀井戸跡を中心に― |
2016年8月20日 | 小野真一 | (赤穂市教育委員会市史編さん担当課長) | 歴史史料からみた旧赤穂上水道 |
2017年9月2日 | 菱田哲郎 | (京都府立大学文学部 教授) | 古墳時代・古代の播磨の窯跡 |
2017年9月16日 | 森内秀造 | (元兵庫県立考古博物館) | 古代・中世の播磨の窯跡 |
2018年8月5日 | 大久保徹也 | (徳島文理大学 教授) | 古墳時代の塩生産とその流通~備讃瀬戸・播磨灘産塩を中心に~ |
2018年9月1日 | 荒木幸治 | (赤穂市教育委員会生涯学習課文化財係長) | 赤穂の塩業遺産 |
2019年10月20日 | 中久保辰夫 | (京都橘大学准教授) | 播磨の秦氏-考古学からわかることとわからないこと |
■赤穂市立有年考古館■
〒678-1181赤穂市有年楢原1164番地1
TEL・FAX:0791-49-3488
午前10時~午後4時開館
火曜日及び年末年始休館
※展示替のため臨時に休館することがあります