赤穂市の文化財関連施設(有年地域)
赤穂市立有年考古館・有年民俗資料館
住 所 〒678-1181 赤穂市有年楢原1164番地の1 開館時間 午前10時〜午後4時(入館は3時30分まで) 休館日 火曜日(ただし祝日と重なった場合はその翌日) 12月28日〜1月4日 連絡先 0791-49-3488(TEL・FAXとも) 入館無料 |
有年考古館は故・松岡秀夫医学博士により設立され、博士が旧赤穂郡内を中心に収集した考古資料を展示公開していました。
考古資料のほか、周辺の民俗資料なども広く収蔵し、地域博物館としても特筆すべき考古館です。博士は「日本一小さな考古館」と自称されてましたが、その収蔵資料の価値は高く、旧赤穂郡関連の遺物1250点は、昭和63(1988)年3月に赤穂市指定文化財となっています。
平成23年5月20日より、赤穂市が管理を引き継ぎ、平成23年11月11日にリニューアルオープンしました。
交通機関
・JR有年駅から北西に徒歩1.2km
・中国自動車道佐用I.C.から国道373号を南に25km
・太子龍野バイパス太子北から国道2号を西に18km
・国道2号有年原の三叉路から国道373号を北に1km
・山陽自動車道備前I.C.から国道2号を東に16km
有年原・田中遺跡公園
〒678-1182 赤穂市有年原1090番地 TEL 0791-49-3722 開園時間 午前10時〜午後4時 休園日 火曜日(ただし祝日と重なった場合はその翌日) 12月28日〜1月4日 入園無料 |
有年原・田中遺跡公園は、昭和63年度に実施されたほ場整備事業に伴う発掘調査で発見された弥生時代後期(約1800年前)の大型墳丘墓や木棺墓群などを復元整備した遺跡公園です。
大型墳丘墓は、弥生時代からやがて訪れる古墳時代にむけての、当時の社会(墓制)の移り変わりを考える上で貴重なものです。
また、複雑な文様が描かれた大型の壺、器台、高杯も出土しており、遺跡の価値は高く評価され、公園の地下に眠る遺跡は平成2(1990)年3月に兵庫県指定文化財に指定されています。
復元された墳丘に立たれ、弥生人の祈りの世界に思いをはせてみてはいかがでしょうか。
交通機関
・JR有年駅から北西に徒歩20分
・中国自動車道佐用I.C.から国道373号を南に25km
・太子龍野バイパス太子北から国道2号を西に18km
国道2号有年原の三叉路から国道373号を北に1km
・山陽自動車道備前I.C.から国道2号を東に16km
国道2号有年原の三叉路から国道373号を北に1km
東有年・沖田遺跡公園
〒678-1185 赤穂市東有年1936番地他 TEL 0791-49-3993 開園時間 午前10時〜午後4時 休園日 火曜日(ただし祝日と重なった場合はその翌日) 12月28日〜1月4日 入園無料 |
東有年・沖田遺跡は、ほ場整備にともなって調査され、縄文時代後期(約3500年前)から室町時代(約600年前)にかけてのたくさんの遺構や遺物が見つかっています。
特に弥生時代後期(約1800年前)の大型竪穴住居や、密集してみつかった古墳時代後期(約1400〜1450年前)の竪穴住居とそこから出土したさまざまな遺物は、当時のムラの成り立ちや生活の様子を考えるうえで重要な遺跡であることから、平成4(1992)年3月に兵庫県指定文化財に指定されています。
公園は「弥生時代ムラ」と「古墳時代ムラ」の二つのゾーンに別れ、それぞれ発掘された遺構をもとに竪穴住居や高床倉庫を復元し、当時のムラの様子を再現しています。
交通機関
・中国自動車道佐用I.C.から国道373号を南に約25km
国道2号有年原三叉路を西に2km
・山陽自動車道備前I.C.から国道2号を東に14km
・太子龍野バイパス太子北から国道2号を西に20km
・JR有年駅から国道2号を西に約2.5km
・赤穂市街から県道赤穂・建部線を北上
国道2号東有年交差点を西に約1km