有年考古館で講演会が行われます!!
財団法人有年考古館では、1年に1度、著名な考古学研究者をお招きし、講演会を開催しています。今回は、主に古墳時代を専門とされ、古墳に納められた石棺研究の第一人者でおられます、立命館大学文学部日本史学専攻教授の和田晴吾先生をお招きし、古墳時代の他界観について、ご講演いただきます。
講師の和田先生は、弥生・古墳時代史を主な研究テーマとされ、葬制を中心に、水稲農耕社会の生成期から律令国家形成期にいたる歴史過程を、考古学的方法でもって究明されておられます。 近年は姫路市の見野古墳群の発掘調査を精力的に行うなど、播磨の古墳時代にも大変興味を持っておられます。是非聴講をお勧めします。
- 開催日時
- 平成21年5月17日(日)14:00〜16:00
- 開催場所
- 有年考古館
- 講 師
- 和田 晴吾 先生
- 演 題
- 「古墳時代の他界観」
◆講演内容に関係する和田先生の主な著作◆
1995「棺と古墳祭祀―『据えつける棺』と『持ちはこぶ棺』」『立命館文学』542
1997「墓壙と墳丘の出入口-古墳祭祀の復元と発掘調査」『立命館大学考古学論集』
2003「石棺の出現とその意義」『立命館文学』578
編著2003『古代日韓交流の考古学的研究−葬制の比較研究』(平成11年度〜平成13年度科学研究費補助金・基盤研究(B)(1)研究成果報告書)
※お問合せは、有年考古館館長 松岡秀樹(079-288-3758)までよろしくお願いいたします。