有年考古館で講演会が行われます!!
財団法人有年考古館では、1年に1度、著名な考古学研究者をお招きし、講演会を開催しています。今回は、奈良大和の古墳などを調査・研究してこられた神戸山手大学教授 河上邦彦先生をお招きし、近年話題となっている高松塚古墳、キトラ古墳の最新情報や先生のご研究について講演いただきます。
講師の河上先生は、後期・終末期古墳研究の第一人者であり、奈良県橿原考古学研究所副所長としてながらく古墳研究の第一線におられました。現在は神戸山手大学教授として新たなご研究にも邁進されておられます。是非聴講をお勧めします。
- 開催日時
- 平成19年5月13日(日)14:00〜16:00
- 開催場所
- 有年考古館
- 講 師
- 河上 邦彦 先生
- 演 題
- 「壁画古墳とその保存問題−高松塚・キトラ古墳の考古学的意義と壁画の取出し−」
◆河上邦彦先生プロフィール◆
1945年大阪生。神戸山手大学教授(都市交流学科、環境考古学)、文学博士。関西大学大学院(修士)修了後、奈良県立橿原考古学研究所に入所。奈良県立橿原考古学研究所副所長、同附属博物館館長を経て、現職。
高安城跡、飛鳥京跡、牧野古墳、束明神古墳、下池山古墳、黒塚古墳などの調査を行う。
著書:『考古学点描』六興出版、『後・終末期古墳の研究』雄山閣出版、『飛鳥を掘る』講談社、『飛鳥発掘物語』サンケイ出版社、『大和の終末期古墳』学生社など多数。
※お問合せは、有年考古館館長 松岡秀樹(079-288-3758)までよろしくお願いいたします。