坂越で船檀尻が組み立てられています
坂越船祭りは、現在国によって「記録作成等の措置を構ずべき無形の民俗文化財」に選択されています。そこで赤穂市教育委員会では、国庫補助事業の採択を受けて、平成19年度から3年間をかけて、坂越船祭り総合調査を実施しているところです。
その調査の一環として、かつては船祭りで使用され、祭りの賑わいに一役買っていた「船檀尻」が、現在も倉庫に眠っているとの情報が得られたことから、船檀尻を組み立ててみようというプロジェクトが開始しました。
今回の組み立てが完成すると、最後に使用された年から約60年ぶりとなりそうです。
船檀尻は、2艘の連結した船の上に建物がくみ上げられ、中で芝居や演曲などの出し物を行うもので、後には様々な出し物も実施されたようです。
倉庫から運び出すところ。
全部運び出しました!
倉庫自体にも、味があります。
組み上げ開始。土台部分です。
柱を立てて・・・
組み上げていきます。
あとは破風をつけて、形ができます。