発掘調査出土品の保存処理が完了!!
赤穂市教育委員会では、発掘調査によって出土した遺物のうち、そのままでは朽ちていってしまう遺物について、継続的な保存処理を行っています。
平成20年度は、赤穂城本丸跡と赤穂城下町跡で出土した木簡について、高級アルコール法による保存処理を業務委託によって行いました。高級アルコール法による保存処理を行うと、保存性が圧倒的に高まるとともに、濡れ色が落ち着いた色となり、木簡の字の判読もしやすくなる特徴があります。
今後は、こうして処理された木簡について判読も行っていく予定です。