『近藤源八宅跡長屋門復原整備報告書』を刊行!
近藤源八宅跡長屋門は、赤穂城跡三之丸にあり、大石内蔵助良雄屋敷跡の向かいに位置しています。赤穂城跡へ大手門より入って、まず目に入る建物であり、皆さんもご覧になったことがあるかと思います。
赤穂城内において、江戸時代の建造物は、この近藤源八宅跡長屋門と大石良雄宅跡長屋門の2棟しかなく、平成10年4月には赤穂市指定有形文化財に指定されました。そして同年9月から平成11年3月にかけて、復原整備工事が行われ、現在の姿になったのです。
このたび、その復原整備報告書が刊行されましたので、お知らせいたします。
今回刊行した報告書には、近藤源八宅跡長屋門整備工事の概要、絵図、古文献、発掘調査、建物調査といった各調査の詳細報告、施工詳細などが掲載され、どのような根拠で本建造物が復元整備されたのか報告しています。
残念ながら一般の方に頒布は行っておりませんが、近く、兵庫県内市町村および、赤穂市内の図書館や公民館などで閲覧することができる予定です。
興味のある方は、是非ご覧ください。