『有年地区埋蔵文化財詳細分布調査報告書』刊行のご紹介
赤穂市北部の有年地区には、多数の文化財が点在し、「文化財の宝庫」とも呼ばれています。
特にこの地区には塚山6号墳、野田2号墳といった県史跡をはじめとした古墳が数多くみられていますが、その全容が明らかにはなっていませんでした。
そこで赤穂市教育員会では、平成25年度から継続的な分布調査を実施し、有年地区東部の山林についての踏査成果を報告したものが本書となります。
この調査の結果、確認された古墳の数は従来の2倍以上の150基を超え、また特異な形の古墳が数多く見つかるなど、多大な成果が得られました。
刊行した報告書はA4判125ページで、はじめの16ページは、それぞれの古墳や採集遺物のほか、石室の3次元画像を精細なカラー写真で紹介しています。
本書は、赤穂の歴史を語るうえで欠かせないこれらの遺跡についての基礎資料となりました。
販売価格は500円とお求め易くなっております。販売は限定で200部ですので、是非お買い求めください。送料が別途必要ですので、郵送にて購入をご希望の方はご連絡ください。左欄の上側に連絡先が記載されております。