『天然記念物生島樹林植生調査報告2021』刊行のご紹介
このたび、赤穂市教育委員会では『天然記念物生島樹林植生調査報告書2021(付)生島内埋蔵文化財詳細分布調査報告−』を刊行いたしました。
生島樹林は、天然の照葉樹林がよく残されたことから大正13(1924)年に国天然記念物に指定されました。しかし、1970年代よりムベの繁茂が見られ、他の植物を枯死させることが明らかになったため、2002年に植生管理を目的としたムベの伐採を行いました。
本報告書は、伐採後10年目となる2012年に刊行した検証報告書(『生島の植生調査報告−植生管理10年後の現状−』)に続いて約20年目の検証報告書となり、服部 保 兵庫県立大学名誉教授、兵庫県森林組合連合会等の協力を得て行った植生調査の結果、生島樹林が引き続き良好な状態に保たれていることを報告したものです。
また、植生調査時に行った生島内の埋蔵文化財詳細分布調査についても報告し、島内に古墳が5基存在する可能性が示されました。
刊行した報告書はA4判45ページフルカラーです。
販売価格は800円とお求め易くなっております。限定で50部販売ですので、是非お買い求めください。送料が別途必要ですので、郵送にて購入をご希望の方はご連絡ください。左欄の上側に連絡先が記載されております。