『放亀山古墳群調査報告書』刊行のご紹介
このたび、赤穂市教育委員会では『放亀山古墳群調査報告書』を刊行いたしました。
放亀山古墳群は古くから知られた古墳群ですが、平成27年度に実施した山林分布調査によって、計14基で構成されることが判明したほか、これまで円墳とみられていた1号墳が前方後円墳である可能性が考えられるようになりました。
そこで平成29年度に範囲確認調査を実施し、貴重な成果を得られましたので今回報告したものです。
調査の結果、放亀山1号墳は全長38m、二段築成の前方後円墳であることがわかりました。葺石が良好に残りますが、埴輪は発見されていません。墳頂部の調査では当時の供献土器が良好な状況で出土しました。
刊行した報告書はA4判172ページで、はじめの24ページは、それぞれの遺跡や採集遺物を精細なカラー写真で紹介しています。
本書は、赤穂の歴史を語るうえで欠かせない遺跡についての基礎資料となりました。
(※2019.8.22 完売いたしました)
販売価格は700円とお求め易くなっております。販売は限定で100部ですので、是非お買い求めください。送料が別途必要ですので、郵送にて購入をご希望の方はご連絡ください。左欄の上側に連絡先が記載されております。